イノシシ対策の検証に1年掛かりました。
従来の方法、花火、柵、電気柵、網の方法と全く異なる方法で有るが故なかなか実験場所の確保に時間が掛かった。
その方法とは、超音波でイノシシの嫌いな音を出し追い払う或いは近づけないようにする方法である。
この方法は、今まで世界中で実験されたことが無いと思う。なぜなら超音波でのイノシシに関する論文が出版されていないようである。
只単に特定の超音波を出してもイノシシは逃げない。
特定の周波数の特定、
どのように超音波を出すか、
スピーカーは、
部品として、出来るだけ市販品を使用する。
実験段階で色々な音が出せる・・・・
など色々有りましたが、どうにかイノシシが嫌がる音が判り、新たな装置を作り実験
ところが、なかなか実験する場所が見つからない。
当然、都会、町中ではイノシシを飼うことが出来ない。
それでは、何処に行けばイノシシが居るのか?
結局イノシシ被害で困っている所で実験に協力してくれる所、電源として100Vが近くに有る所
周りに民家が無い所、効果が無くても実験を継続させてくれる所・・・・
これらの条件がそろった所は早々無い。
探し始めて1年でどうにか協力して貰える所が見つかった。
その時は本当に嬉しかった。
その場所は、新しくイノシシに掘り返された痕跡が沢山有った。
その場所は、群馬県高崎市倉渕町の”ほたるの会”です。
”ほたるの会”の方々には大変お世話になりました。
設置方法は山(林)沿いに30メートル間隔jで60Wの装置を2台設置しました。
超音波発生時間は30秒鳴らし30秒休みで繰り返す方法で毎晩9時から翌朝7時まで鳴らしました。
設置後1週間目に見に行くと新しい痕跡が有りません。
設置後1月やはり新しい痕跡が有りません。
毎週確認しましたがイノシシが出て来た新しい痕跡は見つかりません。
設置後約10ヶ月これまでの所イノシシが現れた形跡は有りませんでした。
設置後10ヶ月を過ぎた時点で超音波発生装置を撤去、その後1ヶ月イノシシが現れた痕跡は有りません。
イノシシが戻ってくると良くないので再度超音波発生装置を設置しました。
このようにして、超音波装置の実地検証を行いイノシシ対策として効果が有ることを確認しました。
この装置を使うことでのメリットは、
柵、電気柵、網等を用いないので景観を損なわれる事がない。
網が壊された。網が切れた等の手入れが必要ない。メンテナンスが楽である。
耕作地への出入りが自由である。
イノシシの場合、夜間だけの超音波発生なので人間にとって気にならない。
超音波であるので音波発生中でも人間の耳に聞こえる音は僅かである。
問題は、超音波発生時の消費電力の問題で現在は交流100Vが必要である事
将来は(充電器が安価になれば)DC12Vでも使えるようにと考えている。
ちなみに消費電力は、音波発生時0.4A or 0.7Aである。停止時は10mA以下です。
直流DC12Vでは、4.4A or 6.7Aです。停止時は、20mAでした。
イノシシから畑を守るのではなく、イノシシを追い払う近づけないの発想転換です。
人間でも嫌なら逃げますが、嫌でなければ障害有っても近づきますね!!
この考え方の違いが、柵、電気柵、網と超音波との違いです。
皆さん、発想の転換が必要です。
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